戦後の有害生物の駆除は当時蔓延していた感染症対策の一環として進められましたが、経済成長と共に生活環境が大幅に変化し、人々のニーズが変化してきました。
ハエ・蚊などの感染症媒介昆虫だけに留まらず、ゴキブリなどの精神的にも不快感をもたらす昆虫が対策の主流となり、今日に至っています。同時に、有害生物対策は地域で対応していた問題から、個々に対応する問題となり、害虫駆除業者の役割も大きくなりました。
私たちイカリ消毒は、有害生物による多種多様な問題を解決するために、これからも業界のパイオニアとして、現状の活動に満足することなく、移り行く時代で産出される新たな問題に対応できる「高度な技術力、商品開発を追求」し、お客様と一緒により良い環境を実現していきます。

イカリのIPM(総合的有害生物管理)は、単なる駆除に留まりません。
ゴキブリ・ネズミなどの「有害生物対策」と、
発生源を断つためのモニタリングや
サニテーションといった「環境改善対策」を連携させることで、
持続可能で安全な衛生環境を実現します。
感染症を引き起こす衛生害虫獣や食品などの商品に混入する害虫を「予防管理」により、リスク管理・制御します。

人の健康を害する食中毒菌や製品に悪影響を及ぼす腐敗変敗菌による汚染を防止するため、原因を究明し制御します。

有害生物及び微生物の温床となる汚れを清掃・洗浄により除去し、発生源や汚染源を抑制します。

有害生物及び微生物の侵入や発生、誘引、定着を防止、また管理・制御しやすくするため設備導入や環境改善を行います。

有害生物の生息及び関係するデータを遠隔設置された装置からオンラインで監視。現状把握はもちろん、収集した時系列データを防除効果の検証や比較により発生の予測・推測などに活用できます。

人に危害を加える、また生活環境を汚染する生物を駆除し、定着を防止します。

一般施設から食品を扱う施設、高度医療施設まで懸念される微生物を殺菌及び除染し、正常な環境へリセットします。
また不快な臭気を脱臭し、快適な環境へリセットします。

かけがえのない文化遺産を有害生物やカビ汚染から守るため、環境負荷を低減した防除、そして環境整備・改善で管理・制御します。
