戦後の有害生物の駆除は当時蔓延していた感染症対策の一環として進められましたが、経済成長と共に生活環境が大幅に変化し、人々のニーズが変化してきました。ハエ・蚊などの感染症媒介昆虫だけに留まらず、ゴキブリなどの精神的にも不快感をもたらす昆虫が対策の主流となり、今日に至っています。同時に、有害生物対策は地域で対応していた問題から、個々に対応する問題となり、害虫駆除業者の役割も大きくなりました。
私たちイカリ消毒は、有害生物による多種多様な問題を解決するために、IPM(Integrated Pest Management:総合的有害生物管理)の概念を取り入れています。かつては、薬剤を用いた対策が主でありましたが、IPMに基づく対策では、環境・人に対する影響を考え、効率的で効果的な管理のために、「商品」「技術」「薬剤」の開発に取り組み、今日まで業界のパイオニアとして活動しています。イカリのIPMは、人がかかる病気に例えれば「治療」はもちろん、病気にかかりにくい「予防管理」にも重点を置いています。
これからも業界のパイオニアとして、現状の活動に満足することなく、移り行く時代で産出される新たな問題に対応できる「高度な技術力、商品開発を追求」し、お客様と一緒により良い環境を実現していきます。
これらを達成するため、高度の専門的知識の習得と技術の向上に努めます。
お客様の問題や課題を現場目線で真摯に向き合い解決してきた実績があります。
「お客様に喜んでいただきたい」 その意志や情熱が企業風土にあります。
そのような姿勢がイカリを選んでいただいている一番の理由です。
「お客様に喜んでいただきたい」をスタッフ自ら考えサービスを提供出来ることを目指しています。
そのようなスタッフ育成のために基礎から専門まで研修・資格制度を充実させ「衛生管理のプロフェッショナル」を育成しています。
お客様の様々な状況・要望に対応し、現場で強い信頼関係を築き大きな評価をいただいています。
お客様を社会を取り巻く環境は刻々と変化し、対応は多岐にわたります。
問題や課題をトータル的にサポートし、最適なプランを設計し提案・サービスを一貫して提供することが求められます。
全国ネットワークから同様のサービス及び商品をワンストップサービスで提供できる対応力を持っています。
感染症を引き起こす衛生害虫獣や食品などの商品に混入する害虫を「予防管理」により、リスク管理・制御します。
人の健康を害する食中毒菌や製品に悪影響を及ぼす腐敗変敗菌による汚染を防止するため、原因を究明し制御します。
有害生物及び微生物の温床となる汚れを清掃・洗浄により除去し、発生源や汚染源を抑制します。
有害生物及び微生物の侵入や発生、誘引、定着を防止、また管理・制御しやすくするため設備導入や環境改善を行います。
有害生物の生息及び関係するデータを遠隔設置された装置からオンラインで監視。現状把握はもちろん、収集した時系列データを防除効果の検証や比較により発生の予測・推測などに活用できます。
人に危害を加える、また生活環境を汚染する生物を駆除し、定着を防止します。
一般施設から食品を扱う施設、高度医療施設まで懸念される微生物を殺菌及び除染し、正常な環境へリセットします。
また不快な臭気を脱臭し、快適な環境へリセットします。
かけがえのない文化遺産を有害生物やカビ汚染から守るため、環境負荷を低減した防除、そして環境整備・改善で管理・制御します。